(16) 旅の夢

「旅」

「旅」では、日常から離れて、
いつもとは違う空間で、
いつもと違う体験をします。

●見たことのないものを見たり、
●やったことのないことをしたり、
●食べたことのないものを食べたり、
●リフレッシュしたり、
●パワーアップしたり、
●楽しんだり、
いろいろなことができます。

あなたの「旅」は、どんな旅でしょうか?

友だちと? ひとりで?
海外旅行? 温泉旅行?
飛行機で? 車で? 電車で?
日帰り? 1泊2日? 1週間? 1年くらい?

いろいろな旅がありますね。

ところで人はなぜ、旅に出るのでしょう?

旅に出る

旅に出ると、
知らないことに出会い、
知らない体験をします。
未知のものに触れるわけです。

自分のことを何も知らない人と出会い、
開放的な気分になって、
いつもと違う自分に出会えるかもしれません。
自分の中に新しい何かを見つけたり、
新しい考えや、アイデアが浮かんだり、
まだ見ぬ未来への期待や希望が生まれるかもしれません。

旅に出るとき、たいていは、どこへ、どうやって行くのか決めます。
たとえ気ままな旅であっても、どの道を行くのか決めなければいけません。

その道の先には何があるのか、行ってみないとわからないのが旅です。

目的があって歩いている道でも、途中で何が起きるか分からないのです。

旅先では、「運」もずいぶん左右します。

こうしてみると、
「旅は人生のようだ」と言われてきたのが分かりますね。

人生は旅

人類は、遠い昔から、人生を「旅」にたとえてきました。

お釈迦さまは、人生を旅、人間を旅人にたとえています。
「人生とは、真の自分をみつける旅路である」ジェームズ・ミッチェナ―
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」徳川家康
「月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり」松尾芭蕉
「人生は往復切符を発行していません」ロマン・ロラン
「旅じゃありませんか、誰だって人間の生涯は」島崎藤村
などなど・・

私たちは、日々、歩み続けて今ここにいます。
立ち止まりたいと思っても、立ち止まることはできません。

昨日から今日、今日から明日と過ぎていくのです。
元に戻る切符はありません。

これからも命つづく限り、とどまることなく歩み続けます。

「こころ」もです。

「夢」の旅

「夢」の旅は、「こころ」の旅です。

夢の中では、いつもと違う体験をします。
見たことのないものを見たり、
やったことのないことをしたり、
食べたことのないものを食べたり、
リフレッシュしたり、
パワーアップしたり、
楽しんだり、

未知のものに触れ、
未知の自分に出会い、
新しい考えや、アイデアが浮かんだり、

こうして「こころ」はいつも、「成長」という方向を目指すのです。

「夢」の旅は、どんな旅でしたか?
どんな「発見」がありましたか?
誰か一緒にいましたか?

もう一度思い出して、旅を味わいましょう。

取手心理相談室  
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