「食べる」とは?
「食べる」ことは、動物にとって本能の一つです。
「食べる」ことで生命を維持するのですから、生きるために欠かせない行為ですね。
動物は、生き延びるために「食べる」必要があります。
そして人間は無事成長したり、人生の大切な節目を迎えたときには、特別な食事で祝ってもきました。
過去には、安定して食べることができない時代もありました。
食べられるだけで「幸せ」な時代です。
現代の日本では、「飢える」という体験をしたことのない人が多くなりましたが、それでも「食べる」ことに幸せを感じる人はたくさんいます。
このように「食べる」ことは、
「生命を維持する」と同時に、「幸せ」と結びついた行為です。
さらに人間は、「生命を維持する」だけでは足りません。
人間は「活動」する動物なのです。
遊んだり、勉強したり、仕事をしたり。
社会生活という活動もあります。
人間は、することがたくさんあるのです。
人間にとって「食べる」ことは、
単に生命を維持するにとどまらず、人間らしい生活のためにも不可欠なのですね。
現実に「食べる」と、
身体的にも精神的にもエネルギーを得ることができます。
夢の中ではどうでしょう?
夢の中で「食べる」とは?
夢(無意識)の中には、「物理的な身体」はありません。
ですから、夢の中で食べても、身体がエネルギーを得るわけではありません。
「夢」は、「こころの中」のお話ですから、
食べることでエネルギーを得るのは、「こころ」ということになります。
つまり、夢で「食べる」ということは、
「こころ」が何かを「食べる」わけです。
「こころが何を食べたか」は「こころが何を得たか」でもあります。
「こころが何を得たか」は、夢を見る人によって違います。
これを知るためには、いろいろ考えてみなければなりません。
どのような環境で、誰と、何を食べたましたか
何を食べましたか?
誰と食べましたか?
食べたいものでしたか?
噛んでいましたか?
味は覚えてますか?
食べてからどうなりましたか?
場所はどこでしたか?
雰囲気はどうでしたか?
食べて、どんな気持ちでしたか?
いろいろ考えてみましょう。
取手心理相談室
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