よくある夢(5) 夢の中で夢を見る

私たちは、受け入れられないことが起きたり、大きな失敗をしたりすると、「夢であってほしい」と願います。

ところが
夢は、本当に「夢」にしてしまうのです。

「ああ、夢だった」と思って安心するのです。

それが「夢の中の夢」の夢です。

ということは、本当は大変なことが起きているわけです。

「たとえ夢であったとしても」、受け入れたくないことが、です。

夢の中の夢は、「そのくらい、大変なことが起きていますよ」というメッセージということになります。

ただ、巧妙に隠されていますから、何が起きているのかは、なかなか分かりません。

意識が「気づきたくない!」「知りたくない!」と思っているために、二重、三重に、わからなくしているからです。

このような夢をみたときは、見た夢について、ずっと考えてあげるといいと思います。

ずっと考えていると、それに応えるような夢が送られてくることもありますので。

誰かに話してみたり、夢を紙に書いて眺めてみたりしてもいいかもしれません。

夢について、一緒に考えてくれる人がいるといいですね。

たとえ夢でも、「気づきたくない」「知りたくない」ことは、他に、

「夢の中の映画」
「夢の中のテレビ」
「夢の中の芝居」
あるいは、
「自分ではなく、他人が体験する」という形の夢になります。

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