(5)「良いストレス」と「悪いストレス」③

まず、「良いストレス」と「悪いストレス」の違いを確認しましょう。

たとえば、

目標を立てて、達成しようとするときのことを考えてみましょう。

挑戦するとは、ストレスがかかっている状態です。

しかしストレスはかかっていても 、
目標達成への意欲は、気持ちを高めるエネルギーになります。

たとえ失敗しても、成長につながるものとなります。

これが良いストレスの例です。

良いストレスとは

目標を達成させる原動力になり、自己成長へつながる適度なストレスです。

次に悪いストレスです。

悪いストレスは、「やりたくないのに、やらなければいけない」「頑張り続けないといけない」など、自分の意思に反した行為を続けたときに生じます。

悪いストレスとは

疲労を感じ、追い詰められ、体調を崩して、
心身に悪影響を及ぼす過剰で慢性的なストレスです。

このように考えると、「適度なストレス(良いストレス)」とは何か、少し見えてきますね

もう少し、具体的にみてみましょう。

たとえば、イヤイヤながら学ぶ英語は悪いストレスになりますが、

楽しみながら学ぶ英語は、良いストレスとなります。

つまり、

嫌なこと・嫌いなことを、苦痛を感じながらしていると悪いストレス。

好きなこと・したいことを、楽しんでしていると良いストレスです。

お気づきでしょうか?

「好き・嫌い」
「快・不快」
がストレスの良し悪しを決めていることがわかります。

そうすると、

「良いストレス」か、「悪いストレス」かは、 人によって異なるのが分かりますね。

取手心理相談室
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