前回は、「適度のストレス」とは何だろうというところまででした。
「良いストレス」になるか「悪いストレス」になるか、その境目はどこにあるのでしょう。
ご存知の方も多いと思いますが、
ストレスは、非常に個人差が大きいのです。
ある人にとってのストレスが、別の人にとってもストレスになるわけではありません。
ということは、「適度のストレス」は、人によって異なることになります。
では、そもそも「ストレス」とは何でしょう。
ストレスとは何?
「ストレス」という言葉は、もともとは物理学で使われていたものです。
ある物体に外側から圧力をかけることによって生じる「状態」のことです。
たとえば、風船に圧力(ストレスになる刺激)をかけたときの、ゆがんで変形した風船の状態のことです。
ストレスがかかって、ゆがんだ風船は、元の形に戻ろうとしますね。
この「元に戻ろうとする反応」がストレス反応です。
これを人間の体に応用します。
「ストレスのかかっている状態」は、次のようになります。
「何らかの刺激によって、心や体に「ゆがみ」が生じている状態」
この「刺激」に、良い刺激と、悪い刺激があるわけです。
これが「良いストレス」と「悪いストレス」に分けるということになります。
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