(9)遅れる夢

遅れる

「遅れる」といっても、いろいろあります。

●電車に遅れる
●バスに遅れる
●会議に遅れる
●約束に遅れる
●期日に遅れる

「遅れる」というからには、「遅れると困る何か」がありますね。

遅れると困る?

少し考えてみましょう。

あなたは、遅れると困りますか?

なぜ、困るのでしょう?

困ったときの気持ちを思い出してみましょう。

困らないときもありますね?

困らないときは、なぜ、困らないのでしょう?

そのときは、どんな気持ちですか?

よ~~~く、思い出してみてください。

そして、日常のあなたの行動はどうでしょうか?

日常の行動は?

あなたは「よく遅れる人」ですか?

それとも、「あまり遅れない人」ですか?

あるいは「絶対に遅れないように気をつけている人」ですか?

ここで「夢」に戻りましょう。

夢の中のあなたは、「遅れる」のです。

夢の中で「遅れたとき」、どんな気持ちでしたか?

「夢」をことばにすること

「夢」は映像です。

それをことばで説明しようとすると、いろいろなものがそぎ落とされていきます。

「絵画」をことばで説明するのと同じことが起きるのです。

絵の細部は説明しきれません。

そして、絵を見て感じた心の動きをことばにするのは、とても難しいのです。

実は「夢」という映像には、「感情」がぎっしりと入り込んでいます。

あなたが見た「遅れる」夢の中には、どのような感情が入り込んでいるようですか?

「夢」と「感情」

何かに遅れたとき、どのような感情が動いたのかが大事です。

ですから、夢が伝えてくるものは、人によって異なります。

夢の感情について、いろいろ思いを巡らせてみましょう。

日常で似たような気持ち(感情)になったことはありますか?

反対に、現実の自分にはありえない気持ちですか?

それとも、映画や本で出会ったことのある気持ちですか?

いろいろな感情に触れてみましょう。

そして、あなたにとっての「遅れることの意味」について少し考えてみましょう。

それが、夢のメッセージかも知れません。

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