(22) 「夢」の生成 ③イメージと言語(3)「イメージ」と「ことば」の多義性
多義性 多義性とは、ひとつの「ことば」が、たくさんの意味に使われたり、理解されるということです。 「ことば」は、その名前をつけられたものを指します。「人」という「ことば」は、「人」を指しています。 「ことば」のおかげで、 続きを読む…
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多義性 多義性とは、ひとつの「ことば」が、たくさんの意味に使われたり、理解されるということです。 「ことば」は、その名前をつけられたものを指します。「人」という「ことば」は、「人」を指しています。 「ことば」のおかげで、 続きを読む…
私たち人間は、「ことば」を使います。しかし、すべてを「ことば」にできるわけではありません。 例えば、ある一枚の「絵」を「ことば」で説明するのは困難です。映像も、そのまま「ことば」では表現できません。 夢分析では「夢」をこ 続きを読む…
これまでは、「夢の生成」について、「夢の素材」からみてきました。 今回から、「夢の素材」がどのように変化したり組み合わさっていくのかについて考えてみたいと思います。 夢は展開する 現代人の多くは、夢を見ても忘れてしまいま 続きを読む…
前回、夢は「心の傷」を巡り、「心を癒やす」というお話をしました。今回は、なぜ夢が「心の傷」を巡るのかについて考えてみたいと思います。 「こころ」 人類は、ずーっと「こころ」について考えてきました。でも、いまだによくわかっ 続きを読む…
夢は心を癒やす 「一晩眠れば楽になる」とは、昔から言われてきました。眠りに心を癒やす効果があることは、私たちは体験として知っています。 最近の夢の実験でも、夢を見ることで辛い記憶が軽くなることが分かりました。 前回「レム 続きを読む…
睡眠と記憶 徹夜で勉強したことは、たいていはすぐに忘れてしまいます。寝不足だと、記憶力が落ちますね。 睡眠時間が記憶に影響することくらい、誰でも知っていることです。 でも、記憶力と関係するのは、「睡眠時間」ではありません 続きを読む…
眠っていても感覚は起きている ●寝ているとき、何かの音で目が覚める●寝ていても、名前を呼ばれると返事をする●隣のいびきがうるさくて「うるさい!」と言うと、止まる●目覚ましが鳴る前に、ちゃんと目が覚める●目覚ましをかけなく 続きを読む…
「体験」 ある出来事が起きたとき、その出来事を「全身がとらえた世界」を「体験」と考えます。 この「体験」を、「意識できる体験」と「意識できない体験」に分けてみます。 意識できる体験 私たちは、起きている間中、何かをしてい 続きを読む…
ドキドキする夢 夢を見て、ドキドキして目が覚めたことは、一度はあるのではないでしょうか? そのとき、私たちの心には強い感情が動いています。 この感情はどこから来るのでしょう 感情は身体からのメッセージ 「感情は身体反応」 続きを読む…
これまで4回にわたって「意識と無意識」のお話をしてきました。 前回は、「無意識」の様子についてでした。 「無意識」は、「こころの体験」ですので、科学的ではありません。 矛盾だらけです。 たとえば、過去と現在は同時に存在し 続きを読む…