夢は、見ようと思って見るわけではありません。
見たくないと思っても、見てしまうものです。
その意味では、自分でコントロールできませんので、外からやって来たように感じます。
ところが夢は、
夢を見ている人の「無意識」の中にあるものしか使えないのです。
なぜなら、その人の「無意識」の中には、他人は決して入ることができないからです。
夢を作れるのは、夢を見た人だけなのですね。
「昨日、ドラマを見たからそれが出てきた」
確かにそうでしょう。
でも、たとえそうであったとしても、ドラマが外側から夢の中に入ってきたのではありません。
ドラマの記憶が心の無意識の中にあったから、それを素材にした夢を、あなたが作ったのです。
このように考えると、夢に出てくるモノは、すべて、あなたの無意識内にある「要素」と考えることができます。
人物や動物の場合は、「分身」と言ってもいいものです。
つまり、「夢に出てくるもの」とは、すべて「あなた」自身ということになります。
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